光と影が交錯する静謐なスタジオ。カメラのシャッター音だけがリズミカルに響く。最新写真集の現場で見せた彼女の集中力は、まさに表現者そのものだった。今回独占取材で明らかになったのは、本誌掲載を惜しくも見送られた膨大な「幻の未公開カット」の存在だ。あえて強い陰影を意識したドラマチックなライティング、息をのむほど大胆なアングル。そこには、これまでの愛らしいパブリックイメージを軽やかに脱ぎ捨てた、成熟した大人の佇まいが刻まれている。
「自分でも見たことのない表情を引き出してもらえた」と本人が振り返る通り、現場スタッフとの呼吸は完璧だった。南国の厳しい日差しの中、わずかな自然光の移ろいを捉えるために何十分も同じポーズを維持し続けた過酷な撮影。過密スケジュールの合間に見せたリラックスした笑顔や、衣装の細部にまで自らアイディアを出すプロフェッショナルな姿勢など、限定オフショットに収められた素顔からは、グラビアにかける並々ならぬ執念が伝わってくる。