筋子といくらの違いを徹底解剖!味・値段・成熟度の決定的な差にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。
市場における価格形成の背景、栄養成分、サケ科魚類による差異を客観的データに基づいて整理しました。2024年から2026年にかけての全国主要卸売市場の動向を踏まえた比較は以下の通りです。
比較項目筋子(すじこ)いくら(イクラ)編集部の見解・データ分析構造・成熟度卵巣膜あり(未成熟〜若熟卵)卵巣膜なし(完熟卵を分離)成熟度による卵膜の強度が加工の可否を決定付ける旬の時期8月下旬〜10月上旬(生筋子)9月下旬〜11月中旬(新物いくら)筋子の方が漁期の早い段階で出回り、秋深まるにつれいくらが旬を迎える店頭参考相場(100g)約800円〜1,300円約1,200円〜2,000円超いくらは膜除去の手間と歩留まり減(約15〜20%減)により割高になる魚種の違い白鮭(秋鮭)、紅鮭、銀鮭白鮭(秋鮭)、鱒(マスコ)紅鮭の筋子は最高級品。小粒な鱒の卵(マスコ)はいくら用として安価に流通主な栄養素DHA/EPA、ビタミンA・B12、鉄分DHA/EPA、アスタキサンチン、ビタミンD基本的栄養価は同等だが、塩筋子の方が塩分濃度が高い傾向にある
【サケとマスの卵の違い】
鮮魚売り場で「マスコ(鱒子)」と表記された安価ないくらを見かけることがあります。一般的なサケの卵(直径約6〜8mm)に対し、カラフトマスやニジマスなどのマスの卵(直径約3〜5mm)は一回り小さく、皮が柔らかいのが特徴です。サケの不漁が続く2020年代半ば以降、外食産業や回転寿司チェーンではマスのいくらが広く活用されています。