世界中の観光地がオーバーツーリズム(観光公害)に悲鳴を上げる中、この島は異なるアプローチをとった。大規模なリゾートホテルの建設を拒み、訪れる人々を「お客様」ではなく「島の未来をつくるパートナー」として迎え入れる方針だ。
旅行者は島に滞在する間、ビーチのクリーンアップ活動や、サトウキビ収穫の手伝いなど、何らかの形でコミュニティに貢献することが推奨される。これが意外にも、旅に深い意味を求めるZ世代やミレニアル世代の心に刺さった。ただ消費して帰る旅はもう古い。島と関わり、血の通った関係を築くことこそが、新しい旅のステータスなのだ。