市販されている多くの高機能リップクリームには、清涼感を与えるメントール、防腐剤、紫外線吸収剤、合成香料、さらには血色を良く見せる色素などが配合されています。これらは健康な皮膚には問題なくても、バリア機能が低下した唇にとっては接触性皮膚炎(いわゆるリップかぶれ)を引き起こすトリガーになり得ます。
唇は一般的な皮膚と異なり、皮脂腺や汗腺がほとんど存在せず、角質層が極めて薄いという構造的特徴を持ちます。自力で皮脂膜を形成して水分を保持することが難しいため、外的な刺激からいかに守るかが乾燥対策のすべてと言っても過言ではありません。
健栄製薬のベビーワセリンリップは、角質層に浸透して潤いを与える「保水剤」ではなく、唇表面に隙間なく強固な油膜を張る「エモリエント・シールド」として機能します。内側の水分蒸発を物理的にブロックしながら外敵刺激をシャットアウトする構造が、敏感肌に悩む大人の唇ケアとしても皮膚科医から推奨される根拠となっています。