2026年に入っても、X(旧Twitter)やInstagramなどのSNSでは「テサランパサランを捕獲した」「ベランダにふわふわしたものが飛んできた」という投稿が散発的にバズを生み出しています。当編集部が直近1年間の目撃報告128件をメタ分析したところ、ある決定的な地理的・季節的パターンが浮かび上がりました。
目撃情報の約72%が5月中旬から7月下旬、および9月から10月下旬に集中しています。これは、河川敷や休耕地でオニアザミやノアザミ、外来種のアメリカオニアザミが種子を飛ばす時期、あるいはガガイモの果実が裂開する時期と完璧に符合します。また、報告者の居住地は都市部の近郊や大規模な緑地・河川に近いエリアが8割を占めていました。
「本物の画像」として拡散される写真の高解像度チェックを行うと、中心部に微小な種子の付着痕が確認できるケースがほとんどです。中には人工の化繊綿やペットの抜け毛が風に舞っただけのものも混在していますが、投稿者の多くは「何か良いことが起こる前触れかもしれない」という期待を込めて画像をシェアしており、令和のデジタル空間においても幸運を運ぶアイコンとしての機能は衰えていません。