メディア環境が激変した2026年現在、三人組の活躍の場は地上波テレビの枠を軽々と飛び越えている。日本テレビの人気バラエティ『有吉の壁』は、その最たる例だろう。街中を舞台にした即興コントにおいて、三人組という人数の多さは圧倒的な有利さをもたらす。背景に何気なく配置された人物が画面の奥行きを作り出し、一瞬で独特の世界観を構築するからだ。
さらに近年、世界中の視聴者を魅了しているのがNetflixをはじめとする動画配信プラットフォームだ。尺の制限を受けない長尺のコント番組や、リアルな人間関係に迫るドキュメンタリー調のバラエティで、トリオ芸人の真価が発揮されている。地上波の枠に収まりきらない自由度の高い笑いが、世界的なエンターテインメント市場へダイレクトに届く時代が訪れているのだ。