ワックスペーパーとは?オーブン厳禁の理由とクッキングシートとの違いをプロが解説

ワックスペーパーとは?オーブン厳禁の理由とクッキングシートとの違いをプロが解説

ワックスペーパーとは?オーブン厳禁の理由とクッキングシートとの違いをプロが解説について知っておくべき 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。

オーブンがNGであることは理解できても、「では、電子レンジでの軽い温めなら大丈夫なのでは?」と考える方が少なくありません。この電子レンジ温め可否についても、取材現場の検証では明確に「原則NG」という結論に至っています。

電子レンジのマイクロ波自体は紙やワックスそのものを直接加熱しにくい性質を持ちます。しかし、問題は「包まれている食品」にあります。例えば、ワックスペーパーでおにぎりや惣菜パン、揚げ物を包んだまま電子レンジで加熱すると、食品に含まれる水分や油分が急速に80℃〜100℃以上に達します。その結果、食品の熱が瞬時にペーパーへ伝導し、接地面のワックスがドロドロに溶け出してしまうのです。

SNSやネット掲示板のコミュニティ検証でも、以下のような現場の失敗談が生々しく報告されています。

「朝作ったサンドイッチを昼にワックスペーパーごとレンジで50秒温めたら、チーズの熱で紙が溶けてパンにろうがべっとり貼り付き、食べられなくなった」
「お弁当箱の仕切りに敷いた可愛いワックスペーパーごと温めたら、唐揚げの脂でペーパーが焦げて異臭が立ち込めた」

また、昨今のダイソーセリア100均で販売されているデザイン性の高い製品についても注意が必要です。パッケージ裏面の注意書きを細かく確認すると、どの製品にも小さな文字で「電子レンジ・オーブン使用不可」「食品の印刷面接触禁止」と記載されています。100均製品は意匠性が高く優秀ですが、印刷インクが油分や熱によって食品へ移行することを防ぐため、柄のついていない裏面を食品側に向けるか、そもそも加熱を伴うシーンでは使用しない運用が鉄則です。

中島 亮太
著者

中島 亮太

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。