視力検査の赤緑テストはなぜ行う?見え方の違いと過矯正を防ぐ仕組みについて見逃せない 事実を分かりやすい構成で解説いたします。
グラスファクトリー等のアイウェア専門機関や眼科の現場基準をもとに、赤と緑の見え方が示す屈折状態、目の焦点位置、度数調整の方向性を比較表に整理しました。
見え方の状態網膜と焦点の物理的位置関係近視矯正における判定基準推奨される臨床対応・度数調整赤が濃く・はっきり見える赤の焦点が網膜に近く、緑の焦点が網膜から遠い(網膜の前方にある)【度数不足(低矯正)】
近視の矯正がまだ足りていない状態近視度数を-0.25D(ジオプトリー)単位で1段階ずつ上げ、均等を目指す。赤と緑が同じに見える赤と緑の焦点が網膜を挟んで前後に等距離で配置されている【完全矯正(ジャスト)】
ピント調節を使っていない純粋な適正度数理論上の最適値。遠方をクリアに見たい用途(夜間運転など)に最適。緑が濃く・はっきり見える緑の焦点が網膜に近づき、網膜全体が焦点を通り越している【過矯正(度が強すぎる)】
無意識の筋肉収縮で無理にピントを合わせている極めて危険。直ちに度数を1〜2段階落とし、目への負荷を解除する。赤が黄色っぽく見える / 見え方にムラがある乱視の未矯正、角膜不正乱視、または初期白内障による光散乱【屈折異常・混濁の疑い】
球面の度数調整だけでは合致しない状態放射線スリットによる乱視軸検査、または散瞳精密検査へ移行。