ネット上の情報には、事実と異なる憶測が混ざり合って拡散されているケースが少なくありません。読者が誤った判断をしないよう、代表的な3つの誤解を正します。
誤解①:「ビル全体が元通りフルオープンしている」
これは完全な誤りです。営業を再開したのは、催事スペース、貸しオフィス、そして一部の地下飲食・サービス店舗に限定されています。過去のように「ふらりと訪れれば何でも揃う巨大ショッピングセンター」という状態ではないため、一般の買い物目的で訪れる際は事前リサーチが必須です。
誤解②:「いつ倒壊してもおかしくないほど危険だから放置されている」
ネット上では老朽化を過剰に不安視する声もありますが、これも正確ではありません。TOCビルは耐震補強工事を過去に施しており、現行の耐震基準に照らし合わせた法定点検と安全確認をクリアした上で営業を継続しています。もちろん設備の古さは否めませんが、安全性と法令遵守を前提として暫定利用されています。
誤解③:「建て替え計画自体が完全に消滅した」
株式会社テーオーシー側は計画を「中止」ではなく「延期」と位置付けています。市況や建設コストの動向、パートナー企業との連携などを模索しながら、次世代へのバトンタッチを長期スパンで再検討しているのが実情です。