絵の具に肌色がない?基本3色で作る黄金比率と失敗しない調色術

絵の具に肌色がない?基本3色で作る黄金比率と失敗しない調色術

絵の具に肌色がない?基本3色で作る黄金比率と失敗しない調色術とはどんな影響があるのか? 詳しい意味を丁寧に紐解いて紹介します。

Q1:絵の具のセットに「白」がありません。3原色(赤・黄・青)だけで肌色は作れますか?
A1:透明水彩絵の具であれば可能です。白を使わずに「黄+赤(ごく少量)」をたっぷりの水で極限まで薄めることで、水彩紙の地色(白)を透過させて美しい肌色を作ることができます。一方、アクリル絵の具や油絵の具などの不透明画材では、下地を隠蔽してしまうため白絵の具がないと明るい肌色を作ることは困難です。

Q2:混色しているうちに肌色がドロドロに濁ってしまいました。元に戻す方法はありますか?
A2:一度濁ってしまった絵の具に後から白を足しても、濁った灰色が明るくなるだけで鮮やかな肌色には戻りません。絵の具の減法混色の原理上、混色数が多すぎるパレットはリセットするのが最善です。新しいパレットスペースに白を出し、最初から少量ずつやり直す方が結果的に絵の具の消費を抑えられます。

Q3:デジタルイラスト(クリスタやPhotoshop)で肌色がくすんでしまうのを防ぐカラーサークルの動かし方は?
A3:影色を作るときに「明度(上下)だけを下げる」と色がくすみます。デジタルでは、明度を下げると同時に「色相(カラーサークルの外枠)を赤〜赤紫方向に少し回転させる」こと、さらに「彩度(左右)をわずかに右へ動かす」ことで、血色感を保ったみずみずしい陰影を表現できます。

Q4:樹脂粘土に絵の具を練り込むとき、どのタイミングで混ぜるのがベストですか?
A4:粘土をパッケージから取り出し、指でよくこねて柔らかくした直後に絵の具を加えます。成形後に表面から絵の具を塗るとムラになりやすいため、練り込み着色が基本です。乾燥すると色が濃くなる特性を考慮し、「着色されているか分からない程度の極薄いトーン」で止めておくことが成功の秘訣です。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。