Q1:九州で「クマ出没注意」の看板を見かけることがあるのはなぜですか?
A1:その多くは、昭和中期以前に設置された古い看板がそのまま残されているケースか、「万が一の誤認トラブル」を避けるために自治体が念のため撤去せずに放置しているものです。現在進行形でクマが生息していることを示すものではありません。
Q2:屋久島や奄美大島、沖縄などの南西諸島にもクマは生息していませんか?
A2:生息していません。ツキノワグマは日本本土(本州・四国・かつての九州)に分布する種であり、海によって隔離された屋久島や奄美、沖縄などの離島に大型哺乳類であるクマが渡った歴史はありません。
Q3:動物園からツキノワグマが脱走して野生化する可能性はありませんか?
A3:九州各地の動物園やサファリパーク(大分マリーンパレス、阿蘇カドリー・ドミニオン、九州自然動物公園アフリカンサファリ等)では極めて厳重な二重三重の脱走防止設備と法基準が敷かれています。仮に一時的な事故が発生しても直ちに捕獲体制が組まれるため、人知れず山奥で野生化して繁殖集団を形成する可能性は皆無です。
Q4:九州の山でクマ鈴を鳴らして歩いていると、他の登山者に笑われますか?
A4:笑われるということはありませんが、地元に精通した登山者からは「本州から遠征に来た方なのだな」と受け止められることがほとんどです。静かな山歩きを楽しみたい他のハイカーへの配慮として、不要な場所では消音機能付きの鈴をオフにするのがスマートなマナーとされています。