実際にWeb制作会社やSNS運用代行の現場、さらには個人クリエイターの間で、ゆるい動物イラストはどのように扱われているのでしょうか。現場担当者へのヒアリングやネット上の実態調査を行いました。
マーケティング支援を手がける制作ディレクターは次のように語ります。「難解なBtoBサービスの解説記事に白黒手書きフリーの動物カットを1点挟むだけで、ページのスクロール到達率が平均で約14%改善した事例があります。ユーザーに『難しそう』という警戒心を解かせる効果は非常に大きいです」。
一方で、SNSアイコンやLINEスタンプ素材としての利用においては、別の実態も見えてきます。ユーザーアンケートでは「顔写真をアイコンにしたくないが、無機質なデフォルト画像も避けたい」という層が全体の約68%を占めており、その受け皿としてゆるい動物イラストが選ばれています。ただし、「他のユーザーと被りやすい」「トレンドの入れ替わりが早く、2年前のテイストだと古臭く見える」といった現場ならではの悩みも散見されました。