長年親しまれている作品であるからこそ、Web上には仕様に関する誤解や勘違いが散見されます。無駄な手戻りを防ぐために、正確な仕様を3つのポイントで是正します。
第1の誤解は、「最後の鍵さえ手に入れば、魔法の鍵や盗賊の鍵は不要になるのか」という点です。事実として、最後の鍵は下位の鍵の機能を完全に内包しています。魔法の鍵で開く扉も、盗賊の鍵で開く扉も、最後の鍵が手荷物かふくろにあればすべて解錠できます。そのため、アイテム欄が圧迫されがちなオリジナル版(FC版)においては、最後の鍵を入手した時点で魔法の鍵を預かり所に預けてしまって何ら問題ありません。
第2の誤解は、「牢屋に人質として残した仲間は、バコタを倒すまで経験値が入らず成長が遅れる」という懸念です。ドラクエ4の馬車システムにおいては、馬車が入れないダンジョン内での戦闘経験値は控えメンバーに入りません。ガーデンブルグ南東の洞窟は馬車進入不可ダンジョンのため、そもそもダンジョン攻略中の経験値は洞窟内に突入した戦闘メンバー4人しか獲得できません。つまり、牢屋に誰を残そうが、控えメンバーとの経験値格差は実質的に変わらない仕様となっています。
第3に、スマホ版DS版の違いまとめにおける探索面の影響です。ファミコン版では扉を開ける際にいちいちコマンドから「とびら」や「どうぐ」を選ぶ必要がありましたが、リメイク版(DS・スマホ版)では扉の前に立って調べるボタンを押すだけで自動判別され、鍵を所持していれば即座に開きます。また、スマホ版では画面内の仮想パッド操作に配慮され、宝物庫の狭い通路での引っかかりが軽減されているほか、中断セーブ機能があるため、エンドール城地下やガーデンブルグ洞窟の探索難易度が大幅に緩和されています。