就職活動におけるエントリーシート通過後のSPIや玉手箱といった適性検査を巡り、X(旧Twitter)やフリマアプリ等で「Webテスト代行」「通過率99%」と謳うアカウントが散見されます。
しかし、こうした甘言の裏側には破滅的なリスクが潜んでいます。警視庁が摘発したWebテスト代行事件では、依頼を受けた元大学院生の男が私電磁的記録不正作出・同供用容疑で逮捕されただけでなく、サービスを利用した就活生数十名も書類送検されました。
警察の家宅捜索が入れば、業者のパソコンやスマートフォンに残る顧客名簿、振込履歴、チャットログから依頼者の身元は完全に特定されます。「バレないだろう」という軽い気持ちで依頼した結果、大手企業の内定を失うだけでなく、刑事手続きの対象となり、大学から停学・退学処分を下されるケースが現実化しています。
さらに、悪質な代行業者に個人情報や学生証の画像、志望企業のアカウント情報を握られ、「金を払わなければ企業や大学に密告する」と脅迫される二次被害も報告されています。