麺を揚げるときに使用される油脂や、スープにたっぷりと含まれる豚脂(ラード)などの動物性油脂も無視できない。これらには「飽和脂肪酸」が多く含まれており、過剰摂取は血液中のLDL(悪玉)コレステロールを急上昇させる。
さらに、揚げ麺の油は時間の経過や保存状態によって酸化しやすい。酸化した脂質(過酸化脂質)は、胃腸の粘膜を刺激してもたれを引き起こすだけでなく、肝臓に強いストレスを与える。深夜のカップ麺摂取が特に危険視されるのは、代謝が低下する時間帯に高カロリー・高脂質・高塩分が一気に押し寄せるため、余剰エネルギーがすべて内臓脂肪へとダイレクトに変換されてしまうからだ。