夏帆のキャリアは非常に長く、芸能界入りのきっかけは小学校5年生のとき、原宿の表参道でスカウトされたことでした。大手芸能事務所であるスターダストプロモーションに所属し、ジュニアモデルとして活動を開始します。
広くお茶の間にその名と顔が知れ渡った決定打は、2004年に起用された「三井のリハウス」の第11代目リハウスガールです。当時の中学生らしい瑞々しい透明感と清潔感あふれる美貌は「伝説の美少女」として瞬く間に話題となり、雑誌『ピチレモン』の専属モデルや数々のジュニアアイドル誌の表紙を飾りました。昔の写真や当時のポスターを見返しても、その完成されたビジュアルは圧倒的です。
本名については公式には非公開を貫いていますが、デビュー当初のインタビューなどから「夏帆」という名前自体は本名の下の名前であると明かされています。美少女タレントから本格的な女優へと脱皮する転機となったのは、主演を務めた2007年の映画『天然コケッコー』でした。思春期の揺れ動く感情をピュアに体現し、日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめとする映画賞を総なめにしました。