原田泰造の役者としての評価は、一部のドラマ愛好家にとどまるものではありません。雑誌『女性自身』が実施した「演技が上手だと思うお笑い芸人ランキング」において、並み居る実力派芸人たちを抑えて見事1位の座に輝いた実績を持ちます。投票理由には「芸人であることを完全に忘れさせる」「目の動きや背中で語る哀愁に引き込まれる」といった熱烈な声が並びました。
お笑い芸人がドラマに進出する事例自体は珍しくありませんが、その多くは「本人らしさ」を前面に出したワンポイント起用やコミックリリーフにとどまりがちです。しかし原田の場合、NHK大河ドラマへの3度の出演をはじめ、深夜ドラマの単独主演からゴールデン帯の重厚な社会派ドラマまで、演じる役柄のレンジの広さと作品の質において際立った実績を残しています。
現場の関係者からは「台本の読み込みが尋常ではなく、監督の要求に即座に複数の選択肢で応える柔軟性がある」という声が聞かれます。単なるタレントの余技ではなく、一人のプロフェッショナルな俳優として現場を支えていることが、このデータからも明白です。