塩の故郷として知られる愛媛県今治市伯方町は、しまなみ海道が結ぶ風光明媚な島です。現在、製造の主力拠点となっているのは、隣の島に位置する大三島工場(伯方塩業)。しまなみ海道の観光ルートとしても極めて高い人気を誇る施設です。
工場内では、巨大な釜で天日塩と海水を煮詰める工程や、熟練のスタッフが異物を徹底的に検品する様子をガラス越しに間近で見学できます。敷地内には初代CMのチャイムを鳴らせるスポットや、塩を使った特製ソフトクリームが味わえるカフェも併設されており、観光客の絶好の立ち寄り地となっています。
現地を訪れると、なぜこの場所で塩づくりが続けられているのかが肌感覚で理解できます。多島美が広がる穏やかな海、潮風の香り、そして清らかな環境。ただ製品を買うだけでなく、その土地の空気を吸いながら製造工程を学ぶ体験は、調味料に対する愛着を格段に深めてくれるはずです。