店舗網の維持コストが高騰するなか、現金自動預払機(ATM)の利用条件や時間外手数料に対する消費者の視線は厳しさを増している。日頃からデジタル照会を使いこなすユーザー層は、ATMの利用を必要最小限の現金引き出しのみに限定する動きを強めている。
「残高を確認するためだけにATMへ立ち寄らない」という鉄則を徹底するだけで、ついでに余計な出金をしてしまう心理的バイアスを防ぐ副次的効果もある。支出管理をデジタルに一元化し、残高の増減をリアルタイム通知で把握する仕組みを一度構築してしまえば、無駄な手数料と労力を完全にゼロ化できる。