駆動輪とは?前輪・後輪の見分け方とチェーン誤装着の罠を徹底解説

駆動輪とは?前輪・後輪の見分け方とチェーン誤装着の罠を徹底解説

駆動輪とは?前輪・後輪の見分け方とチェーン誤装着の罠を徹底解説についての真相をご紹介します。

ネット上のQ&Aサイトなどで頻繁に見られるのが、「駆動輪見分け方車検証を見れば一発でわかる」という言説です。しかし、これは自動車業界の常識から見ると明白な誤りであり、現場での混乱を招く原因となっています。

手元の車検証(自動車検査証)を隅々まで確認しても、「駆動方式」「FF」「FR」といった直接的な記載欄は存在しません。車検証に記載されているのは「車台番号」「型式」「原動機の型式」「車両重量」「前前軸重・後後軸重」などの諸元情報に過ぎないのです。

では、現場で確実に行える自家用車駆動輪調べ方にはどのような手段があるのでしょうか。確実性の高い順に3つの確認ステップを挙げます。

第一に、「取扱説明書(マニュアル)の確認」です。ダッシュボード内のマニュアルや自動車メーカーの公式WEBマニュアルで「仕様」「諸元表」、あるいは「万一のとき(タイヤチェーンの装着)」のページを開けば、間違いのない公式情報が1行で記載されています。

第二に、「車検証の『型式』を用いた検索」です。車検証中央付近に書かれた型式(例:6AA-MXPK11、5BA-LA650Sなど)を控え、メーカー公式サイトの諸元表や主要ポータルで検索すると、そのグレードが前輪駆動(2WD)か四輪駆動(4WD)かが即座に判明します。

第三に、「車体下回りの目視確認」です。少し車体の下を覗き込み、後輪の中央に向かって金属の太い回転軸(ドライブシャフト)が左右に伸びているか、中央にデファレンシャルギアの丸いケースが存在するかを確認します。後輪に細い車軸しかなくすっきりしていればFF(前輪駆動)、後輪に頑丈なシャフト類がつながっていればFRまたは4WDであると物理的に見分けることが可能です。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。