プルチックの感情の輪徹底図解!モヤモヤの正体と心理学が示す克服法

プルチックの感情の輪徹底図解!モヤモヤの正体と心理学が示す克服法

プルチックの感情の輪徹底図解!モヤモヤの正体と心理学が示す克服法にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。

読者から多く寄せられる疑問について、心理学の学術的背景に基づき回答します。

Q1:プルチックの8感情と、ポール・エクマンの「基本感情」は何が違うのですか?
A1:著名な心理学者ポール・エクマン(Paul Ekman)が提唱した基本感情は主に6つ(怒り、嫌悪、恐怖、喜び、悲しみ、驚き)で、主に「世界共通の顔の表情」から客観的に識別できる情動に着目しています。一方、プルチックのモデルはこれに「信頼」と「期待」を加えた8つで構成され、感情同士の「強弱のグラデーション」「対極関係」「混ざり合いによる複合感情(ダイアド)」という構造的な力学を色彩論的に体系化した点に最大の違いがあります。

Q2:仕事で理不尽なトラブルに見舞われ、怒りで頭が真っ白になったときはどうすればいいですか?
A2:頭が真っ白になっている状態は、感情の輪の中心にある「激怒(Rage)」に達し、扁桃体が暴走しているサインです。この瞬間に無理やりポジティブになろうとしても効果はありません。まずは深呼吸をして強度を外側の「苛立ち(Annoyance)」まで下げる時間を作ったうえで、「怒りの裏に、計画が破綻する【恐怖】や、努力が無駄になった【悲しみ】がなかったか」を静かに問いかけてみてください。裏にある一次感情を特定できた瞬間、怒りの衝動は急速に鎮まります。

Q3:子育てや部下の育成にプルチックの感情の輪を取り入れるコツはありますか?
A3:相手の言動を叱責・評価する前に、「感情のラベリング」を手助けするアプローチが極めて有効です。例えば、子どもが癇癪を起こしているときに「泣かないの!」と抑圧するのではなく、「おもちゃが壊れて【悲しかった】んだね、直らないと思って【怖かった】んだね」と感情の輪の言葉を使って代弁してあげます。自分の感情に正しい名前をつけてもらった相手は、理解された安心感から情動を落ち着かせ、問題解決の対話に応じられるようになります。 (出典: プルチック の 感情 の 輪(Yahoo!ニュース))

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。