インターネット上の検索やファンの間で「廃部になったのは何年だったか」という議論が頻繁になされますが、正確な記録を辿ると、PL学園硬式野球部が実質的な幕引きを迎えたのは2016年7月15日です。
当時、第98回全国高校野球選手権大阪大会の2回戦(花園中央公園野球場)に臨んだPL学園は、東大阪大柏原高校と対戦。新入部員の募集停止措置により、ベンチ入りメンバーは「最後の部員」となった3年生わずか12人のみでした。記録員やボールボーイすら下級生がおらず、ユニフォームを着た部員全員で戦い抜いた一戦は、激闘の末に6対7で惜敗。この試合のゲームセットコールとともに、半世紀以上にわたる栄光の歴史は突如としてピリオドを打たれました。
その後、2016年秋の大会への出場登録は見送られ、翌2017年3月29日に大阪府高校野球連盟へ脱退届を提出し、正式に受理されました。学校法人PL学園側の対外的な公式発表では「廃部」という言葉は用いられず、あくまで「休部」と位置づけられています。しかし、連盟脱退から長い歳月が流れた現在も部員の募集再開は行われておらず、事実上の活動終了として記録されています。