深遠なる美!群青色の由来とカラーコード・藍色や瑠璃色との違い

深遠なる美!群青色の由来とカラーコード・藍色や瑠璃色との違い

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日本の伝統色の中でも、群青色は特別な権威を持っていました。飛鳥時代の高松塚古墳の壁画や法隆寺金堂壁画にもアズライトを用いた群青が確認されており、千数百年前から最高峰の顔料として重用されてきた歴史があります。

当時の天然岩絵の具は非常に高価であり、群青色をふんだんに使える絵師は、幕府や有力貴族の庇護を受けた狩野派や土佐派などの特権階級に限られていました。

19世紀に入ると、フランスで人工ウルトラマリンの合成に成功し、安価で良質な顔料が普及します。これにより、西洋絵画の印象派だけでなく、日本の近代日本画壇でもより自由で大胆な群青色の表現が可能となり、今日私たちが親しむ鮮烈な色彩美へと受け継がれていきました。

斉藤 蓮
著者

斉藤 蓮

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。