ポッサムとは?サムギョプサルとの違いや本場の食べ方・絶品レシピ

ポッサムとは?サムギョプサルとの違いや本場の食べ方・絶品レシピ

ポッサムとは?サムギョプサルとの違いや本場の食べ方・絶品レシピについて知っておくべき 事実を分かりやすい構成で解説いたします。

韓国語の「ポッサム(보쌈)」は、動詞の「ポッタ(싸다:包む)」から派生した名詞で、「福を包む」「包んで守る」といった縁起の良い意味合いを持っています。料理としてのポッサムは、じっくりと茹で上げて柔らかくした豚ブロック肉を薄切りにし、サンチュやエゴマの葉、発酵キムチ、薬味などと一緒に一口サイズに包んで食べるスタイルを指します。

この料理の発祥は、韓国で冬の越冬準備として大量のキムチを漬け込む「キムジャン(김장)」の文化と密接に結びついています。重労働であるキムチ漬けを終えた日、漬けたての新鮮な浅漬けキムチ(コッチョリ)と、労をねぎらうために茹でた豚肉を近隣住民や家族全員で分け合って食べたことが始まりとされています。

なお、時代劇韓国ドラマ『ポッサム〜愛と運命を盗んだ男〜』などで知られる朝鮮時代の風習「ポッサム(寡婦を布で包んで連れ去り再婚させる儀礼的略奪婚)」とは同音異義の語源的ルーツを持ちますが、現代の食文化においては「豊かな食材と福をひとつに包み込む極上の馳走」として広く愛されています。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。