鬼滅の刃・錆兎の声優は梶裕貴!序盤退場なのに超豪華な決定打

鬼滅の刃・錆兎の声優は梶裕貴!序盤退場なのに超豪華な決定打

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錆兎の存在感を語る上で、冨岡義勇との関係性は切っても切り離せません。二人は同い年で、ともに鬼によって肉親を無残に奪われ、育手(そだて)である元水柱・鱗滝左近次の門下生として苦楽を共にした「無二の親友」でした。

しかし、最終選別が行われた藤襲山(ふじかさねやま)で運命は残酷に分かれます。慈悲深く卓越した剣才を持っていた錆兎は、山に放たれていた鬼の群れをほぼ一人で討伐して回り、重傷を負って意識を失っていた義勇を含め、その年に最終選別を受けた候補生全員を命懸けで救出しました。その後に待ち受けていたのが、鱗滝への恨みを募らせていた異形の「手鬼」との遭遇です。

限界を超えて刀を振るい続けた錆兎の日輪刀は既に刃こぼれを起こしており、手鬼の硬質な首を両断することができず、刀は折れ、頭部を握り潰されて命を落としました。その年の最終選別の合格者は、錆兎以外の全員という皮肉極まる結末を迎えます。

「自分は一匹の鬼も倒さず、錆兎に助けられただけで生き残ってしまった」——この痛烈な過去が、冨岡義勇の心に生涯消えない深い傷痕を刻み込みました。義勇が身に纏う右半分が無地、左半分が幾何学模様の「半々羽織」は、右半分が鬼に殺された実姉・八重の形見、左半分が親友・錆兎の形見です。義勇が口にする「俺は水柱になっていい人間じゃない」という言葉の裏には、錆兎という偉大な友への劣等感と、自分だけが助かってしまったことへの慟哭が詰まっています。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。