市販のグレージュ系カラーにおいて「ブリーチなしでどこまで明るくなるのか」は重要な比較ポイントです。コットングレージュをブリーチなしのベース毛に使用した場合、地毛の明るさによって仕上がりのニュアンスは次のように分かれます。
地毛がバージン毛(カラー履歴なしの真っ黒な状態)の場合、劇的なハイトーンにはならず、「光に当たると透ける8〜9トーン程度の落ち着いたグレージュ」に仕上がります。すでにヘアカラーをしていてやや褪色した10〜12トーン程度のベースであれば、パッケージの見本写真に近い、ふんわりとした明るさとくすみ感が両立した理想的なコットングレージュの仕上がりを実感できます。
続いて気になるのが、サイオス ヘアカラーの色持ちと色落ちの過程です。染めた直後から約1週間は濃厚なくすみ感とツヤが持続し、赤みのないクールなグレージュを楽しめます。染毛後2〜3週間が経過すると、徐々にグレーの寒色色素が抜けていきますが、サイオス コットングレージュの色落ちは嫌なオレンジや黄土色に戻りにくく、品のあるミルキーベージュへと穏やかにフェードアウトしていくのが特徴です。「色落ちの途中経過まで可愛い」と評価される理由は、ベースの赤みをしっかり削る処方にあります。