赤ちょうちんのイメージが強い新橋だが、近年は内装やメニューに趣向を凝らしたスタイリッシュな店舗が激増している。ガラス張りのオープンな店内、自然派ワインや地クラフトビールをタップから注ぐカウンター、そして彩り豊かな小皿料理。
こうした店舗の登場により、これまで「新橋の居酒屋は敷居が高い」と感じていた若年層や女性客の流入が加速した。特に一人でふらりと訪れる女性「ソロ昼飲み客」の姿が目立つ。明るい日差しの中で、冷えたスパークリングワインを片手に文庫本を開く姿は、かつての新橋にはなかった新しい風景だ。伝統的な大衆酒場とトレンド感あふれるモダンバルが目と鼻の先で共存する、これこそが現在進行形の新橋のダイナミズムと言える。