Q1:腕を振らずに走るクセは、成長とともに自然に治るのでしょうか?
A1:体幹の筋力や身体認知が成熟する学童期後半にかけて、自然と改善に向かうケースは少なくありません。ただし、感覚統合の偏りや低緊張が強い場合はクセとして残りやすいため、無理に直そうとするのではなく、トランポリンやアスレチック遊びなどで全身の協調性を育むサポートを早期から行うことが推奨されます。
Q2:つま先走りをやめさせるために、家庭で履かせる靴は何が良いですか?
A2:かかと部分が硬くしっかりホールドされ、足首までサポートできるハイカットシューズやミッドカットの運動靴が適しています。足裏がしっかり地面に着地する感覚を物理的にサポートすることで、つま先立ちの頻度を減らし、安定した歩行・走行姿勢を促す効果が期待できます。
Q3:走り方に特徴があるだけで、自閉症スペクトラムと診断されることはありますか?
A3:走り方の特徴やぎこちなさ単体でASDと診断されることはありません。自閉スペクトラム症の診断は、対人関係・コミュニケーションの困難さや、限定された反復的なこだわり行動の有無などを総合的に医師が評価します。ただし、運動の不器用さが目立つ場合は、発達性協調運動症(DCD)などの併存を含めて専門医に相談する有益な指標となります。