経済産業省資源エネルギー庁が公表している省エネ推進ガイドラインでも、室外機周辺の環境改善は電気代削減の肝として挙げられている。だが、水を使わずとも安全に冷却性能を最大化する方法は幾つも存在する。
最も基本的かつ強力な対策は、日陰を作ることだ。室外機に直射日光が当たり続けると、金属筐体自体が熱を抱え込み、熱交換能力が著しく低下する。日よけパネルやりすだれ(よしず)を活用し、直射日光を遮るだけで熱負荷は大幅に軽減される。ただし、吸気口や吹き出し口を塞いでしまえば逆効果だ。周囲20〜30cm以上のスペースを確保し、風通しを維持することが不可欠となる。