劇中車オークションも加熱!『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』名車たちの現在地とモンスターマシンの全貌

劇中車オークションも加熱!『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』名車たちの現在地とモンスターマシンの全貌

劇中車オークションも加熱!『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』名車たちの現在地とモンスターマシンの全貌の特集記事をお届けします。専門的な知識がチェックできます。

『ジェットブレイク』において最も物議を醸し、そして最も観客を沸かせたのが、ローマンとテジが乗り込んだ1984年型ポンティアック・フィエロだ。屋根に巨大なV-1ロケットエンジンをアタッチし、宇宙空間へと飛び立つという破天荒極まりない演出は、映画史における伝説の一幕となった。

なぜフィエロなのか? それは80年代のアメリカ車において、ミッドシップレイアウトを採用した数少ないミッドサイズ・スポーツカーであり、軽量なファイバーグラス製ボディが「ロケットを取り付けるのに好都合だった」という劇中のオタク精神をリアルに反映しているからだ。制作陣は実際にNASAの技術アドバイザーから意見を聴取し、金属製フレームの補強や耐熱タイルの配置など、無駄にリアルなプロップを作り上げた。このお馬鹿で愛おしい一台は、まさにワイスピシリーズが持つ「エンターテインメントへの執着」の象徴と言える。

中島 亮太
著者

中島 亮太

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。