視聴者の間で今なお語り草となっているのが、ドラマ版最終回(第10話)で繰り広げられた決闘(デュエロ)の結末と、原作漫画の完結、そしてその後の展開です。
ドラマ版のクライマックスでは、メイの本郷家継承と理人を賭け、理人と忍、そして剣人が入り乱れる命がけのデュエロが勃発します。自暴自棄になり学園ごと自滅しようとしたルチア様に対し、メイは逃げずに真っ向から向き合い、その孤独を受け止めます。激闘の末、理人は忍の攻撃を退け、ルチア様も自らの過ちを認めて学園を去る道を選びました。
そして迎えたラストシーン。剣人は執事見習いとしてさらなる修行を積むため英国留学を決意し、メイに「いつか理人を超える男になって帰ってくる」と切ない笑顔で告げます。一方、メイと理人は学園に残り、執事と主人という立場を保ちながらも、互いの気持ちを確信し合って微笑み合うという、極めて爽やかで美しい余韻を残して幕を閉じました。
一方、原作漫画は全20巻で堂々の完結を迎えた後、続編となる『メイちゃんの執事DX(デラックス)』が連載されました。DXでは、高校を卒業して大学生となったメイと理人のその後が描かれています。メイが本郷家の正式な後継者として成長していく過程や、執事と主人の関係を超えた「婚約・結婚」へ向けた大人の恋愛模様が描かれ、長年の読者にとって最高のご褒美となるグランドフィナーレが用意されました。