正面から顔を合わせた際、アライグマとタヌキはどちらも目の周りが黒く「黒マスク」を着用しているように見えます。しかし、細部のディテールには決定的な違いが存在します。
アライグマの顔には、眉間から鼻筋にかけてすっと通った「白い一本の筋」が存在するのが最大の特徴です。さらに、ピンと立った耳の縁取り(フチ)が白くくっきりと目立ちます。対照的にタヌキは、鼻筋に白い線が入ることはなく、黒目の周りの黒斑が左右独立せずにつながっているように見えることが多いのが特徴です。耳の縁も黒く、顔全体がやや丸みを帯びたぬぼーっとした表情を浮かべます。