彼女の身体美を語る上で欠かせないのが、世界的なシンガーソングライター・Sia(シーア)の楽曲『Alive』の日本版ミュージックビデオ(2016年公開)で見せた圧巻のダンスです。世界的ダンサー・辻本知彦氏の振付のもと、髪を振り乱しながら床を転がり、跳躍する彼女の姿は、これまでの「可憐な清純派女優」というパブリックイメージを根底から覆しました。
激しいコンテンポラリーダンスの最中、ノースリーブの衣装から覗く土屋太鳳の筋肉は、まさにアスリートそのものでした。広背筋(背中の大きな筋肉)から前鋸筋(脇腹の肋骨に沿う筋肉)にかけての筋線維が躍動し、腕を真上に伸ばした際にも脇の下にくぼみと引き締まりが完璧に維持されていました。彼女は日本女子体育大学体育学部運動科学科舞踊学専攻で8年間にわたり舞踊を学び、2026年3月に卒業しています。幼少期からのクラシックバレエや日本舞踊、そして大学での過酷なレッスンによって培われたインナーマッスルが、彼女の身体に「機能としての美」を定着させたのです。
単に体重を落とすだけのダイエットでは、脇周辺の皮膚のたるみやリンパの滞りによるむくみが生じやすくなります。しかし、日常的に肩甲骨を全可動域で動かし続けてきた彼女の身体は、褐色脂肪細胞が活性化し、無駄な皮下脂肪が付着する隙を与えません。これが、ネット上で絶賛される「隙のない脇ライン」の解剖学的な裏付けとなっています。