歴代シリーズの中でも、『武将風雲録』の「本能寺の変」は発生条件が極めて厳格に設計されていることで知られます。コミュニティや攻略検証の場でも「何度やり直しても本能寺が起きない」という声が絶えません。プレイヤーの検証報告や内部データ解析から導き出された決定的な発生フラグは以下の通りです。
まず大前提として、年代が1582年前後であること、そして織田信長が大名として存置している必要があります。その上で、以下の配置条件がすべて噛み合わなければなりません。
- 信長本人の所在:信長が山城(または安土・二条城近辺)におり、直属の兵力や周囲の守りが極めて手薄(または単独滞在に近い状態)であること。
- 明智光秀の配置と野望:光秀が織田家の配下であり、信長と同一国ではなく近隣の丹波などの城主を務めていること。かつ光秀の義理が低く野望が高い状態である点。
- 羽柴秀吉と柴田勝家の分散配置:秀吉が中国地方方面、勝家が北陸方面など、織田家の主力武将がそれぞれ遠隔地の城主として配備されていること。
- 徳川家との同盟関係:織田家と徳川家康が同盟関係にあること。
プレイヤーが織田家を操作している場合、防衛のために主力武将を一箇所に集めたり、信長自身に大軍を持たせたりしがちです。これが無意識のうちに本能寺の変の発生フラグを折ってしまう典型的な原因です。歴史のIFを再現して秀吉や光秀の独立シナリオを楽しみたい場合は、あえて信長を無防備にし、重臣たちを史実通りの方面軍として分散配置する繊細な舵取りが求められます。