芽出しを成功させるうえで、最も厳しい管理が求められる要素が発芽温度である。
タキイ種苗株式会社の技術資料によると、里芋の発芽適温は25℃から30℃とされる。15℃以下の環境下では代謝機能が著しく低下し、湿気が多いと即座に腐敗菌が繁殖する危険がある。農林水産省が公表する地域別気象データを見ても、4月上旬の路地地温は発芽適温に遠く及ばない。
植え付け時期の目安は、平均気温が15℃を超え、遅霜の心配がなくなる4月下旬から5月中旬にかけて。この逆算から、芽出し作業は3月中旬から4月上旬にかけて開始するのがベストなタイミングとなる。