駅伝関係者やメディアが揃って指摘する城西大学女子駅伝部の急成長。その最大のトリガーは、赤羽周平監督と赤羽有紀子コーチ(特任准教授)による徹底した「意識改革と科学的アプローチ」にあります。かつて城西大学のエースとして世界選手権マラソン銅メダルを獲得した赤羽有紀子氏の実体験に基づいたノウハウが、余すところなくチームに注入されています。
かつての大学女子長距離界で見られた画一的な走り込み重視のメニューから脱却し、同部では乳酸値測定や心拍変動データを活用した個別負荷コントロールを導入。オーバートレーニングや貧血による故障者を極限まで減らすマネジメントを確立しました。このコンディショニング改革が、全日本大学女子駅伝および富士山女子駅伝における「後半区間での逆転劇」という強固な勝負強さを生み出しています。
さらに、チーム全体の年間スケジュールを「10月の全日本」と「12月末の富士山」の2大ピークに合わせ、夏合宿での高地トレーニングとトラックシーズンでのスピード強化を論理的に連動。2026年現在の戦力データを見ても、区間ごとのタイムロスが極めて少ない「崩れない駅伝」が完全に完成形へと近づいています。