兵庫県三田市武庫が丘に構える「三田屋本店 やすらぎの郷」の本館最大の見どころは、客席の正面に堂々と鎮座する本格的な能舞台「有馬能楽堂」です。
創業者である廣岡誼氏の「食は芸術である」という信念に基づき、1987年に建立されたこの舞台は、檜造りの本格的な能舞台として世界屈指の異彩を放っています。ガラス張りの広大なダイニング席からは、庭園の緑と能舞台が一望でき、金春流をはじめとする能楽師による定期的な狂言・能の上演や、昼夜を問わず行われるグランドピアノの生演奏を鑑賞しながら食事を堪能できます。
現代の外食産業において、単に美味しい料理を提供する店は数多く存在します。しかし、三田屋本店が提供しているのは「非日常の文化的体験」という心理的付加価値です。結婚両家の顔合わせ、還暦や古希などの長寿の祝い、企業の重要な接待において「失敗できない席」として三田屋本店が選ばれ続ける背景には、この唯一無二のロケーションと格式の高さがあります。