ネット上で囁かれる「くせ毛だとウルフは爆発する」「昔のロックスターのように古臭くなる」という噂は、現代のカット技法においては完全な誤解です。過去のウルフカットは毛量をスキバサミで極端に減らす削ぎの手法が主流でしたが、最新技術ではベースカットで段差(グラデーションとレイヤー)を緻密に積み上げ、毛先のみに束感を施します。
むしろ、ショートウルフとくせ毛の活かし方は非常に親和性が高いと言えます。直毛の場合はコテ巻きやパーマが必要になるケースもありますが、うねりや広がりを持つくせ毛であれば、その自然な毛動がそのままアンニュイなニュアンスとして機能します。トップの重みを適度に取り除くことで余分な横広がりを抑え、襟足をタイトに収めれば、くせ毛特有のふくらみを美しい立体感へと昇華させることが可能です。
また、直毛で動きが出にくい方や毎朝のアイロンが億劫な方は、ウルフカットショートにパーマを組み合わせる選択肢が極めて有効です。毛先にワンカールのコスメパーマやピンパーマを仕込むだけで、バームを揉み込むだけで完成する極上の扱いやすさが手に入ります。