進路指導やキャリア論の視点から、志學館大学への進学で大きな果実を得られる層と、ミスマッチを起こして後悔するリスクがある層の境界線を明確に提示します。
家族社会学・自立の視点から見る進路の選び方
地方都市における大学進学では、保護者の「世間体」や「地元国公立至上主義」が子どもの心理に過度なプレッシャーを与えるケースが多々あります。「国公立に行けなかったから仕方なく地元の私大へ行く」という受動的な意識(親の期待に対する罪悪感)を引きずったまま入学すると、無気力感やコンプレックスに苛まれやすくなります。
青年心理学が説く「心理的バウンダリー(境界線)」を意識し、「親の評価」と「自分のキャリア」を明確に切り離すことが不可欠です。「この大学で警察官になる」「ここで臨床心理士への道を切り拓く」という主体的な課題設定ができれば、志學館大学の手厚い環境は強力なスプリングボードへと変貌します。
向いている人の条件
- 鹿児島県内または南九州エリアでの就職・定住を強く希望している人(地元企業や自治体との太いパイプを最大限に活かせる)
- 警察官、消防官、地方公務員、教員などを目指し、少人数で手厚い試験対策を受けたい人
- 臨床心理士・公認心理師を目指し、学部から大学院まで同一の教育環境で学び抜きたい人
- 大規模大学の競争的な空気よりも、教員や学務スタッフと距離が近いアットホームな教育を好む人
慎重に検討すべき人の条件
- 東京や関西の大手総合商社、外資系コンサル、全国区のメガベンチャーへの就職を主眼に置いている人(全国規模の学歴フィルターに対して不利に働く局面がある)
- 数千人規模の華やかなキャンパスライフや、多彩なインカレサークル活動を渇望している人
- 他者からの「大学名ブランド」や世間体への評価に強い執着があり、学歴コンプレックスを自力で昇華できない人