「安すぎて技術や衛生面が心配」という声も聞かれるが、安さの裏には緻密に計算されたビジネスモデルが存在する。多くの格安サロンが導入しているのが、施術時間を徹底的に短縮する「特化型メニュー」と自動受付システムだ。
カルテの事前デジタル入力や、シャンプーを省いたドライ状態からのスタートにより、無駄な時間を徹底排除。スタイリストは「編み込み」「ハーフアップ」といった定番デザインを数分で仕上げる訓練を受けており、1人あたりの所要時間はわずか10〜15分。この圧倒的な回転率こそが、薄利多売を成立させる最大の武器なのだ。