乳酸菌といえばヨーグルトをはじめとする動物性発酵食品を思い浮かべる人が多いだろう。しかし、阿波番茶に含まれるのは、厳しい酸性環境や過酷な条件を生き抜いてきた「植物性乳酸菌」だ。なかでも、茶葉を揉んだ後に桶へ押し込み、空気(酸素)を遮断して1カ月近く発酵させる過程で育つ植物性乳酸菌の密度は桁違いである。
胃酸に強く、生きたまま大腸まで届きやすいという特徴を持つ。2026年の最新研究データによれば、この乳酸菌群は腸内の悪玉菌を抑え込むだけでなく、短鎖脂肪酸の生成を劇的に促進することが判明した。短鎖脂肪酸は腸管のバリア機能を高め、全身の慢性炎症を抑える鍵となる成分だ。「飲めばお腹の調子が整う」という昔ながらの伝承は、最先端の微生物学によって完全に裏付けられた格好である。