信頼できるデバイスも電話番号も利用できず、本人確認が完結しない場合、Appleの自動システムによるアカウント復旧リクエストを実行します。このプロセスは、悪意ある第三者による不正乗っ取りを防ぐため、厳格な審査と待機期間が設けられています。
リクエストを送信すると、通常数時間から数日、状況によっては数週間の待機期間が発生します。Appleのセキュリティサーバーが登録情報、利用履歴、提供された情報の一致度などを総合的に自動検証し、安全が確認された時点で、新しい連絡先(SMSやメール)宛てにパスワード再設定用の専用リンクが届く仕組みです。
ここで重要な注意点があります。Appleサポートの電話窓口や店頭(Apple Store)のスペシャリストであっても、ユーザーのパスワードを強制的に変更したり、アカウント復旧の待機期間を短縮したりする権限は一切持っていません。完全な暗号化保護が行われているため、窓口への問い合わせで即時解除を求めることはできない点に留意し、届いた進捗案内ページ(iforgot.apple.com)を定期的に確認しながら待機してください。