1980年代前半、関西の学生シーンにおいて彼女の存在感は際立っていた。大学時代の高市氏は、ヘヴィメタルやハードロックに深く傾倒し、ドラマーとしてライブハウスのステージに立つ日々を送っていた。ロックに没頭する一方で、愛車Z2にまたがりツーリングに繰り出すなど、ストリートカルチャーの真ん中で青春を謳歌していたのだ。
しかし、彼女の魅力は単なる「突飛な学生生活」にとどまらない。音楽やバイクに没頭しながらも学業をおろそかにせず、社会構造や経営学に対する鋭い洞察力を培っていた点こそが、彼女を同世代の若者から一線を画す存在にしていた。音楽で培った度胸とライブ感、そしてバイクで鍛え抜かれた度胸は、後に熾烈な政界を生き抜くメンタリティの原点となった。