現在、アジアの航空業界で最大のトピックとなっているのが大韓航空とアシアナ航空の統合の経緯です。2020年に経営難に陥ったアシアナ航空の買収計画が発表されて以来、公正取引の観点から韓国、米国、EU(欧州連合)、日本など主要各国の航空当局による厳格な審査が続けられてきました。2024年末までに主要な独占禁止審査をクリアし、2025年から2026年にかけて機材の共通化や路線再編、グランドハンドリングの統合が本格化しています。
大韓航空の2026年最新の運航状況を見ると、日本各地(羽田、成田、関西、福岡、新千歳、中部、那覇、地方主要都市)とソウル(仁川・金浦)、釜山を結ぶシャトル路線は極めて高頻度で維持されています。アシアナ航空との統合シナジーにより、仁川国際空港を経由した北米路線(ロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシスコ等)や欧州路線(ロンドン、パリ、フランクフルト等)への乗り継ぎ接続時間が最適化され、日本発のロングフライトにおける強力な選択肢として定着しました。
ブランド統合が完了するまでの過渡期において、一部のコードシェア便や機材運用で旧アシアナ機材が充当されるケースもありますが、サービス基準は大韓航空のグローバルスタンダードへの統一が進められています。