ネット上の掲示板やSNSコミュニティを定点観測すると、寝る可愛いイラスト ネットの反応と評判には極めて具体的で生々しい利用者の実情が溢れている。単なる「可愛い」という表層的な称賛を超え、ライフスタイルやメンタル管理の一環として重宝されている様子が見て取れる。
大手ソーシャルメディアの投稿や質問投稿サイトの書き込みを分析すると、反響は大きく以下の3つのグループに集約される。
- 「おやすみツイートの代わりに設定」する若年層:「『今から寝ます』と文字で打つのは重いけれど、眠っている可愛い女の子の画像を貼るだけで自然とオフラインになれる。コミュニケーションの終了サインとしてこれ以上ない便利さ」(20代・大学生)
- 「攻撃的な空気を中和する」アイコン利用者:「タイムラインが時事ネタや議論でギスギスしているとき、自分のアイコンがスヤスヤ寝ている子犬だと、不思議と自分自身も余計なリプを飛ばさずに済む。SNS上の精神安定剤になっている」(30代・IT企業勤務)
- 「安眠環境づくりのアンカー」にする社会人:「寝る直前にスマホを見る癖が抜けないが、ロック画面を薄暗い部屋で丸まって寝ているミニキャラのイラストにしてから、『早く布団に入ろう』という意識に切り替わるようになった」(20代・営業職)
公の場で活躍する人気イラストレーターが自身の配信で語った「活動初期は派手なバトルポーズや笑顔ばかり描いていたが、展示会で最も人が立ち止まり、手元に置きたいと感想ノートに書かれたのは、隅っこで眠りこける小動物の絵だった」という回想は、受け手がビジュアルに求める本質的な欲求を鮮やかに物語っている。