カスタネットの持ち方完全解説!赤青はどっちが上?正しい叩き方の極意

カスタネットの持ち方完全解説!赤青はどっちが上?正しい叩き方の極意

カスタネットの持ち方完全解説!赤青はどっちが上?正しい叩き方の極意とはどんな影響があるのか? 詳しい意味を整理してお届けします。

教育用カスタネットは、ただ漫然と上から叩くだけでは「ポコポコ」という鈍い音しか鳴りません。音楽の授業や家庭での練習で、澄んだ「カチッ」というアタック音を響かせるためには、3つの明確な演奏技術が存在します。

第1のコツは、「打面の中央ではなく、やや手前のフチ寄りを叩く」ことです。カスタネットの内部は空洞の共鳴洞(くぼみ)になっており、中央を手のひら全体で塞ぐように叩くと振動が相殺されてしまいます。木片の端に近いリップ部分を叩くことで、木のしなりと反発が最大限に引き出され、抜けのよい倍音が響きます。

第2のコツは、「脱力とバウンド」です。初心者にありがちな失敗は、叩いた指先を青い木片の上に押し付けたままにしてしまう現象です。これではせっかくの木片の振動を指の肉がミュート(消音)してしまいます。太鼓のバチさばきと同様に、叩いた瞬間に指先を軽く上へと跳ね上げる「バウンドの意識」を持つだけで、音の立ち上がりとサステイン(余韻)が劇的に改善します。

第3の応用テクニックとして、指先を揃えた単音打ちだけでなく、右手の人差し指と中指を交互に素早く打ち付ける「トレモロ(ロール奏法)」や、太ももにカスタネットの底面(赤側)を当てて両手で上から連打する演奏法を取り入れると、表現の幅が一気に広がります。

前田 葵
著者

前田 葵

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。