富士五湖の中でも最も富士山に近く、雄大な裾野までを一望できる山中湖北岸。この特等席とも呼べるエリアで熱い視線を集めているのが、37カフェ(山中湖)です。店名に刻まれた「37」という数字は、霊峰富士の標高3,776メートルに由来しており、まさに富士山を愛でるために生まれたアイコニックな立ち寄りスポットといえます。
移動販売車(キッチンカースタイル)やウッドデッキを基盤とした開放的な空間づくりが特徴で、湖畔の心地よい風を感じながら過ごすスタイルが定着しました。37カフェの富士山絶景は、湖面に映る「逆さ富士」や、秋から冬にかけて見られる「ダイヤモンド富士」の観測ポイントとしても名高く、写真愛好家からドライブ途中のカップル、ツーリング愛好家まで幅広い層を魅了しています。
37カフェ人気の理由を現地取材から分析すると、単に風景が良いという次元にとどまりません。計算されたウッド調のスタンドと洗練されたロゴデザイン、そして後述するボリューム満点のフードが組み合わさることで、「景色を消費する」だけでなく「自分だけの特別な旅の記憶として残せる」という現代の体験価値に見事に合致している点にあります。