3Dペンを手にした初心者がもっとも直面しやすいトラブルが「ノズルの詰まり」です。ネット上では「安物だからすぐ壊れた」と片付けられがちですが、実はその大半が「使用後のフィラメント抜き取り不備」と「フィラメントの保管環境」に起因しています。
ノズル詰まりを完全に防ぐためには、以下の3原則を徹底してください。
- 電源を切る前に必ずフィラメントを全量排出する:電源を切った状態で樹脂がペン先内部に残ると、冷え固まった樹脂が再加熱時に均一に溶けず、内部でダマになってギアをロックさせます。
- 装填前にフィラメントの先端を直角にハサミで切る:前回抜いた際の伸びた先端(細くなった糸状部分)をそのまま挿入すると、内部で折れ曲がって詰まります。必ず断面を平らにカットしてから装填します。
- フィラメントは乾燥剤とともに密閉袋で保管する:特にPLA素材は空気中の湿気を吸収しやすく、吸湿したフィラメントは内部加熱時にパチパチと気泡を発生させ、ノズル詰まりや造形精度の低下を招きます。
また、初心者がいきなり空中に立体を描こうとすると、樹脂が固まる前に倒れてしまい挫折しがちです。上達への近道は、「2次元のパーツを型紙の上で平面的に描き、後からパーツ同士をペンの樹脂で溶接して立体化する」という手法です。
現在、3Doodler公式サイトをはじめ、国内外の知育メーカーやクラフトサイトでは「3Dペン用型紙・図面の無料PDF」が多数公開されています。透明なシリコンマットやクッキングシートを無料型紙の上に敷き、輪郭をなぞるだけでエッフェル塔や動物、乗り物などの精密な立体造形を誰でも簡単に完成させることができます。