このテーマは近年、メディアでも大きな波紋を呼んでいる。NHKスペシャルが特集した最新の脳科学と免疫研究のドキュメンタリーは、大反響を巻き起こした。番組内で紹介された世界最高峰の医学文献データベースPubMedに収載された数々の論文は、精神的ストレスが炎症性サイトカイン(IL-6やTNF-α)の分泌を爆発的に増大させる事実を明かしている。
慢性的なストレス下にある人の体内では、微細な微小炎症が全身の臓器で持続的に発生している。これが動脈硬化や糖尿病、さらにはうつ病の発症リスクを跳ね上げる。単なる「気分の問題」と放置することが、いかに致命的な病を招くかが数値として証明されている。