SNSやコミュニティサイト上で交わされる利用者のリアルな声を調査すると、ピン留め機能に対する独特の心理的距離感や使い分けの傾向が浮かび上がってきます。
ある20代女性ユーザーは「彼氏とのトークを一番上にピン留めしているが、友人に見られたときに『重い女』と思われたくないので、カフェなどでは画面を下向きにして置くのが癖になっている」と語ります。相手に通知されないと分かっていても、「他人に画面を見られた際のプライバシー保護」を意識するユーザーは少なくありません。
一方で、ビジネス利用者の間では極めてドライな活用法が定着しています。30代の営業職男性は「社内の緊急連絡グループと、返信期日が迫っている案件のトークを一時的にピン留めし、対応が完了したら即座にピンを外す『ToDoリスト代わり』として運用している」と明かします。
ピン留めする相手の選定基準には、好意や親密度だけでなく、「返信の緊急度」「情報参照の頻度」「タスク管理」という実用本位の心理が強く働いていることが分かります。